元気キッズの行事や制作

だいぶ涼しくなり、秋らしくなってきました。

10月は元気キッズ各園で運動会が行われました。

面接でよく聞かれる質問、「行事はなにがありますか?」「行事のときは残業ありますか?」という質問。行事=大変、残業、、、というイメージの保育士の方が多いかもしれません。

元気キッズの行事は大きい行事だと保護者参加のお楽しみ会や運動会があります。行事の目的は子ども達が楽しみながら参加し、子ども達の普段の様子を保護者の方に知っていただくこと。そのため、完成度の高い踊りを見せるためにたくさんの練習を行うことや、装飾も盛大なものを作る、、、ということはありません。

踊る曲やプログラムはサークルタイムといわれる子ども達との対話の中で、なにをするか?どの曲にするか?ということを子ども達と決めていきます。

以前とある園で運動会2週間前に、子ども達からダンスの「曲を変えたい!」と言われたことがありました。先生たちは「子ども達が自分たちで考えて出した意見」を大切にしたいと思い、2週間前、曲を変えて踊りました!ドキドキしながら迎えた当日、子ども達が最高の笑顔でダンスを踊っている姿がありました。

運動会の装飾は同じ市内の園が分担、協力をして作ります。行事の日は年度初めに日程を決めているため、開催日2~3ヶ月前から少しずつ準備をします。そのため行事の時期だから、、、といって残業が過多になることはありません。

行事が終わった後の先生方は疲労感よりも、達成感や子どもたちの成長を感じ、とても良い笑顔をしている先生が多いです。

普段の保育では、豆まき、ハロウィーン、クリスマスなどの季節の行事を取り入れた保育を行っています。季節を感じ楽しむことは五感の発達を促し、様々な知的好奇心を育みます。

保育の中で一斉に同じ季節の制作をすることはありません。季節の制作を準備し、サークルタイムで子ども達に紹介はしますが、やりたい子はここで一緒にやろうね!というような声かけをします。子どもたちが自らやりたい!と行う活動や遊びは目をキラキラして楽しそうに取り組んでいます。大人も自分のやりたいことをやっているときは楽しいですよね。

なにかをやらせる、、、ということがない行事や制作なので、本当に子どもたちが生き生きして過ごしています。やらせなきゃ・・・というプレッシャーや責任感もないので、保育者も行事を一緒に楽しんでします。行事や制作のときも元気キッズが大切にしていることは「子ども達の主体性」です。子どもたちが笑顔だと、保護者も保育者も笑顔になります。